目次
昭和レトロ、1周回って新しい。1日笑顔で遊べる日帰り入浴
令和を迎えて6年、今、昭和を懐かしむ人が数多くいます。「昭和はいい時代だった」「あの時代は趣があった」「人々に熱気があった」などなど。昭和を駆け抜けた人はもちろん、昭和を知らない世代もきっと誰もが楽しめる温泉があります。
それが、ときがわ町にある昭和レトロ温泉「玉川温泉」です。別名お肌つるつる温泉とも呼ばれる秘湯。秘湯を辞書で引くと、辺鄙なところにあり、人に知られていない温泉とありましたが、山奥にありますが、温泉好きな人はもちろん、遠方からも多くの人が訪れる人気温泉です。
そんなレトロ×温泉を求めて所沢からドライブすること約1時間、日曜日でしたが道中は渋滞なくスイスイ走れました。
電車を利用する場合は、東武東上線 武蔵嵐山駅からバスで(ときがわ町路線バス)「十王堂前」バス停から徒歩で15分となっています。
到着後の感想「玉川温泉、ずいぶん山奥にあるなあ」
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251107573274903134816043068-e1709383996253.jpg)
駐車場は第1、第2とあり、100台は停められます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251109464031654079765303078-e1709384058888.jpg)
昭和レトロ温泉「玉川温泉」の入口に到着しました。映画「ALWAYS三丁目の夕日」でおなじみのミゼットが出迎えてくれました。入口から昭和テイストで彩られています。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251110486038384944580799401-e1709410112647.jpg)
施設に入るとさらにレトロ感満載。壁には昭和を彷彿とさせるポスターがずらり貼られています。受付を済ませ、店内に入るとザ・昭和という小物やオブジェクトが至るところに点在しています。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251412033218988728146788864-e1709410277681.jpg)
入ってすぐに受付があります。料金前払いです。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251110257902629640879888335-e1709410785494.jpg)
土日祝は朝5時からやっています。6時~10時まで、500円でモーニングを食べることもできます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251206318445045499252587150.jpg)
今は姿を見かけなくなりましたが、街のおもちゃ屋さんでよく見かけた品々。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img20240225120623754508259492732483-e1709409273229.jpg)
施設内には駄菓子コーナーがあり、子供たちが小さなカゴを持って真剣に選んでいました。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251113322020294272803644245-e1709410416260.jpg)
サイダーの種類が豊富です。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251212108060798644932077129-e1709409155335.jpg)
故障中と張り紙があり動きませんが、街でよく見かけた佐藤製薬のマスコット「サトちゃん」もいました。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251238354169648496483146484-e1709408222544.jpg)
玉川温泉の浴室は、「昭の湯」「和の湯」の2種類
まずは、湯質の紹介から。「玉川温泉」は、地下1700mの秩父古生層から湧出する良質な本格天然です。湯に入るだけで皮脂の汚れを落としてお肌がピカピカになるとか。また、疲労回復、五十肩などに効果があるそうです。浴室は、「昭の湯」「和の湯」の2種類があります。どちらにも内湯と露天風呂があります。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/昭の湯.jpg)
玉川温泉公式サイトより引用(昭の湯の岩風呂)
まずは「昭(あきら)の湯」の内湯から。広々とした岩風呂があり、湯に浸かりながら緑豊かな里山を感じることができます。内湯は開放感ある大きな窓の外には青々とした緑が広がり、屋内にいながら森林浴をしているような気分が味わえます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/nagominoyu2.jpg)
玉川温泉公式サイトより引用(和みの湯の岩風呂)
一方、「和の湯」は、昭和の銭湯を感じさせる空間になっています。赤富士や昭和の街並みのペンキ絵やヘチマコロンのレトロ広告っが設置されています。私が入ったときは内湯におもちゃのあひるが100匹ぐらいいました。
ちなみに、「昭の湯」「和みの湯」週替わりで温泉は代わります。公式サイトに、今週の温泉というコーナーがあるので、当日、自分が入る湯はどちらか調べておくのもいいですよ。サウナ好きにはちょっと物足りないかもしれませんが、サウナ、水風呂はありません。
無料の泥パックが設置されています。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/泥パック.jpg)
男女とも浴室には「泥パック」のサービスがあります。山形県西村郡月布(つきぬの)から採掘された「モンモリロナイト」を使用し、泥の粉をオリジナルレシピで調合。肌をすっきり滑らかにする効果が期待できるそうです。提供時間はあるようですが、無くなった場合、スタッフに声をかければ補充してくれるそうです。
懐かしい、面白い、おいしい。ノスタルジックな食事処。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251238435834928406617657231-e1709408305721.jpg)
食事場所は「1階大広間」「2階大広間」「2階中広間」の3カ所で食べられます。好きな場所をチョイスできます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-17094163918689072037787935420181-e1709416471422.jpg)
私は1階大広間で食べました。おばあちゃんの家にきたような懐かしい空間が広がっています。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251325387823062536572828142-e1709408811554.jpg)
今回選んだ食事は「給食ソフト麺」(税込880円)。ミートソースに絡めていただきます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img202402251326358570451427240208613-e1709415449578.jpg)
一口食べると懐かしい味がぐっとこみ上げてきました。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img_20240303_0659191855605010763872345-e1709416887500.jpg)
2階の大広間では水・木は無料、土曜日は有料(300円)のビンゴ大会が開催されます。景品は日用品やお米、お食事券などがあるそうです。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/img_20240303_0700173555752611636857009-e1709416928953.jpg)
休憩所になる「木の図書室」。二段ベットのような作りになっており、仮眠している人、雑誌を読んでいる人がいました。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251240126105626517947944451-e1709408972501.jpg)
数は少ないですが、座り心地抜群のソファーで休むこともできます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-17094286999228234621796567650139-e1709428731294.jpg)
ファッションから環境雑誌まで、雑誌がぎっしり並んでいます。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251230492883731502577727867-e1709409002764.jpg)
駄菓子屋の前などにあった手動で遊ぶゲーム機もあります。
![](https://tokotontokorozawa.com/wp-content/uploads/2024/02/img202402251230591319419397957969340-e1709409033362.jpg)
ピンボールのゲームコーナー。球が揃えば景品がもられます。
まとめ
温浴施設でもあり、テーマパークでもある「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」。pH10の強アルカリ性の単純温泉に入れば、湯質がちょっと違うときっと実感することでしょう。施設内に1歩足を踏み入れれば、「懐かしい」「あったなあこれ!」「昔遊んだ」などの言葉のオンパレード。
大人も子供も1日遊べるスポットと太鼓判を押せます。私もまた行きたいです、リピーターになってしまいました。また、一日遊びたいという人は「アソビュー」で事前購入するとおトクに入館することができます。また、メルカリなどでお食事券が出品されていることもあります。それぞれ、ぜひ一度チェックしてみてください。
店舗名 | 昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉 |
住所 | 埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700 |
営業時間 | 平日:10:時〜22時、土日祝:5時〜22時(それぞれ最終入館 21:30) |
定休日 | 年中無休 ※年に数回メンテナンスで休館日があります。 |
リンク | 公式サイト |