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ベルーナドームの帰りに。多摩湖ジョギング後に。日帰り入浴「狭山の茶湯」

「埼玉西武ライオンズ」の本拠地がある所沢市。プロ野球やライブなどが開催され、多くの人が訪れます。ベルーナドーム近く、西武園ゆうえんち隣に日帰り入浴施設「狭山の茶湯」があるのはご存じでしょうか。この施設は中国割烹旅館「掬水亭」のお風呂で、宿泊者はもちろんですが、日帰り入浴もできます。今回は狭山の茶湯に行ってきました。

まずは1階のロビーで受付をします。広々とした旅館ならではのエントランスです。

料金は時間で異なります。12時~17時は大人820円、子供610円。17時~19時の間は920円。受付は18時まで。

1階のロビー売店では、掬水亭と狭山ヶ丘の和菓子店「菓心かめだや」がコラボした一品、所沢ブランド特産品『多摩湖にのぼる月』オリジナル和菓子、埼玉県の特産品「狭山茶・茶飴・茶そば」など、所沢ならではの品々を購入することができます。

ロビーの隣にある1階の露天風呂(男性)と、2階に展望風呂(女性)があります。のれんをくぐり、いざ、お風呂へ。アメニティーが充実した脱衣所です。大浴場は石造りで、ザ・旅館のお風呂といった印象を受けました。お風呂は、内湯と露天風呂の2種類があります。1階の洗い場は、シャワーは9台設置、入れる人数は内湯10人、露天風呂5人といった規模。むかしあちらこちらにあった街の銭湯といった感じです。

露天風呂には、地元所沢市の茶園「新井園本店」の狭山茶を配合した天然色素のオリジナルバスパウダーが入っています(ここ重要)。ほのかにお茶の香りがしました。残念ながら、温泉ではなく沸かし湯です。

1階の場合は多摩湖が目のまえにありますが、外から見えないよう目隠し壁にさえぎられて多摩湖を眺めながら入浴とはいきませんでした。えいやーと顔を出せば、多摩湖が見えます。ちなみに、女風呂は、大きな窓から多摩湖を一望できるそうです。サウナとジャグジーが完備。

掬水亭のHPから引用(2階女性風呂)

掬水亭のHPから引用

狭山の茶湯では、サウナが大変好評です。実は、フィンランド式のサウナ入浴法「ロウリュ」を導入、サウナに設置されている石にアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させ、室内の湿度を上げ発汗を促します。リラックス効果や発汗作用のあるアロマの香りに包まれながらじっくりとサウナを楽しめます。スーパー銭湯のロウリュは、熱い風を届ける熱波師(ねっぱし)と呼ばれる専門職がいます。大抵は、その熱波師がサウナストーンにアロマ水をかけます。狭山の茶湯は自分でサウナ石にアロマ水をかける、セルフロウリュとなっています。

1階露天風呂エリアにはベッドチェア2台あります。サウナで火照った体を外気浴できます。

惜しい点は、水風呂はありません。近くにシャワーがあり、身体を冷やすことができます。

大抵のスーパー銭湯は、特に土曜日・日曜日は人で溢れかえっていることが多いですが、ここ狭山の茶湯は、違います。入浴者がまばらです。

日曜日に行きましたが、ほどほどといった入浴者です。平日ならばきっと貸し切りのような状態ではないでしょうか。

大きなスーパー銭湯もいいですが、こじんまりとした銭湯で、ゆっくり、じっくり、お風呂を楽しみたい人にはおすすめです。

店舗名狭山の茶湯
住所埼玉県所沢市山口2942
営業時間12時~19時(最終受付18時)
定休日年中無休
リンクhttps://www.seibu-leisure.co.jp/hotel_web/

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