知ってましたか? 実は埼玉県は、うどん王国ってこと。
埼玉県各地域に根付いた特色あるうどんがたくさんあります。鴻巣エリアでは、麺の幅が5cmある「川幅うどん」をはじめ、深谷の「煮ぼうとう」、生産・製粉・製麺・を熊谷にこだわった「熊谷うどん」、そして今回紹介する、埼玉県西部エリアで江戸時代から食べられてきた「武蔵野うどん」などがあります。
武蔵野うどんは、普段の食事はもちろん、冠婚葬祭などの行事などでふるまわれてきました。確かに。埼玉県西部地区に住んで30年以上の圭大朗ですが、子供の頃、親戚が集める場面でうどんがよく出てきました。甘い汁で麺は堅めのうどんでした。あ、そうか、よく食べていたうどんは武蔵野うどんだったんだと今になって合点がいきました。
郷愁を誘ううどんを食べたくなり、武蔵野うどんの名店「竹國」堀兼総本店に行ってきました。テーブル席と座敷席の2種類があります。
場所はここ。
竹國は埼玉県中心に19店舗あります(2024年2月時点)。東京の飯田橋にもあります。
メニューを見ると、武蔵野うどんの特徴でもあるつけ汁タイプが多いです。肉汁うどん・大盛(税込800円)を注文。さらに、サイドメニューでとり天(税込170円)も注文しました。
竹國の一番のポイントは、うどんの量・並(350g)・中盛(500g)・大盛(750g)を自分で選べること。しかも、料金は同一料金というのがうれしいですね。
麺の量が多い!これで800円はおトク!
つけ汁から鰹節の香りが漂っています。汁にたっぷり麺をつけていただきます。麺は通常のうどんよりも太いです。讃岐うどんはつるっとしたもちもち麺ですが、武蔵野うどんはコシが強くガシガシとした食べ応え。たとえるなら、二郎ラーメンの麺のよう。つけ汁にたくさん入った豚バラ・ネギもいい仕事をしています。
とり天は肉厚で鶏の旨味がぎゅっとつまっています。
竹國では食べ放題店もあります。「川越池辺店」「東松山店」の2店舗です。「肉汁うどん」「鶏汁うどん」「カレー汁うどん」など好きなうどんと、麺・天ぷら・白米・漬物が食べ放題!値段はなんと980円。
竹國のこだわりの麺は、お店で製麺しています。そのため店舗によって堅かったり、柔らかかったりと若干のちがいがあるようです。各店舗を食べ比べもおすすめです。
また、竹國ではおみやげ用商品もあり・テイクアウトも可能。贈答・自宅で楽しむこともできますよ。
店舗名 | 武蔵野うどん「竹國」堀兼総本店 |
住所 | 狭山市堀兼1924-1 |
営業時間 | 11時~18時 |
定休日 | 年中無休 |
リンク | 公式サイト |