とことん調査団

いったいどんな所?トトロの森へ足を踏み入れてみた。

田舎と聞くと、不便・街に何もないというイメージがありますが、実際は人込みもなく家賃が高い東京よりも物価もそんなに高くなく落ち着いて住めるというメリットがあります。実際、コロナ過では都心を離れ、郊外へ移り住む人が数多くいました。

便利と田舎のいいところを網羅したのが「所沢市」の魅力の一つ。都心から1~1.5時間エリアのことを、経済アナリストの森永卓郎氏が曰く「トカイナカ」と呼んでいます。事実、所沢駅周辺に行けば、欲しいものは何でも揃います。

家賃も都心ほどは高くなく、地場の新鮮野菜が安く購入できたり、そして何よりも緑豊かな自然が溢れています。所沢の緑豊かな自然と言えば、その代表格が「トトロの森」ではないでしょうか。

宮崎駿監督でおなじみの映画「となりのトトロ」の舞台のモデルの一つになったといわれる狭山丘陵。余談ですが、いまは住んでいませんが、以前、宮崎氏は所沢に住んでいたそうです。

狭山丘陵には、クヌギ、コナラ、ヤマザクラ、エゴノキ、イヌシデ、アカマツなど、いわゆる武蔵野の雑木林を代表する樹木がどっしり構えています。そんな自然豊かな狭山丘陵の森を守ろうと、市民や企業が寄付を募り、森を買い取る活動を行っています。それが、公益財団法人「トトロのふるさと基金」で、雑木林の管理・運営を行っています。

1991年に誕生したのが「トトロの森1号地」でした。現在、トトロの森は、1~59号地(2022年5月時点)あります。今後、末永く豊かな自然は残っていくことでしょう。

トトロの森という言葉は聞いたことがあるけれど、実際どんな場所であるか詳しく知っている人は意外と少ないです。所沢に住んで長い圭大朗ですが、まだ行ったことはありませんでした。私の回りでもトトロの森の存在を知っているけど、未経験という人が圧倒的です。

そこで、森の中に昔から住んでるトトロに会いに、「トトロの森」を訪れました。59号地まであるトトロの森ですが、まずは1号地に行ってみることに。

1号地に向かうメイン通り。1号地は埼玉西武ライオンズの本拠地ベルーナドームが近くにあります。

分かりづいかもしれませんが、1号地を知らせる案内表示があります。

場所はここ。

住所は埼玉県所沢市上山口雑魚入351

1号地へ向かう途中。振り返ると、ベルーナドームが見えました。

小道を通り、1号地へ向かいます。

1号地の近くには東屋があります。お弁当を食べたり、小休止できます。

1号地の目の前に到着しました。そこはまさにトトロの住む世界が広がっていました。平日の昼間にいきましたが、風の音、小鳥のさえずり、木々のこすれる音、その中にただ一人佇む自分。自然の息吹を感じるとはまさにこのことだと実感しました。

自然と触れると心が癒されると言いますが、まさにトトロの森を訪れた後は心が落ち着き、清々しい気持ちになりました。

また、狭山丘陵では、今では貴重となった草花や野鳥、昆虫などが生き生きと生活しています。小さな生き物たちが暮らしている姿を間近で見ることができます。

トトロの森は、誰もがもらえる森へのポスポート。トトロに会いたい人、大自然中で心を癒されたい人、ぜひ一度訪れてみてください。きっと不思議な冒険が始まるかも……。

最後に、グーグルマップを使用しようしましたが、率直な感想ですが、場所が分かりずらいです。ちなみにクルマ・バイクで行く方、駐車場はありません。近隣のコインパーキングに駐車をおすすめします。バイクはちょっとの間なら、路肩に停めることができると思います。

サツキとメイ、トトロに会いたくなったら。


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